「偉業達成なるか!?」
世界中から名プレーヤー達が集う北米プロバスケットボールリーグ「NBA」で公式戦に出場した日本人は2004年の田臥勇太だけである。しかし、我々は、2018-2019シーズンのNBAで田臥以来の日本人プレーヤーを見ることができるかも知れない。
彼の名は渡邊雄太。留学したアメリカの大学で頭角を現し、注目されてNBA入りが期待されるまでの選手に成長した。
大学卒業後、残念ながらNBAチームからのドラフト指名は叶わなかったが、NBAチーム「メンフィス・グリズリーズ」との2-way契約というチャンスをつかんだ。
2-way契約選手は、シーズンの大半をNBAチームの傘下にある下部リーグチームでプレイするが、シーズン中45日間だけNBAチームの公式戦出場選手枠に登録が可能だ。
つまり、彼が公式戦に出場するためには、これからも厳しい競争を勝ち残らなければならないが、田臥に続く日本人史上2人目のNBAプレーヤー誕生という偉業達成が大きく近づいたことだけは間違いない。
このチャンスをものにし、彼がNBAで躍動する瞬間が訪れることを切に願う。
追伸
10/27 対フェニックス・サンズ戦にて渡邊雄太選手は見事NBAデビューを果たした。今後の活躍も期待したい。
プロフィール
吉井 剛YOSHII Takeshi
- 吉井国際特許事務所 所長
- 弁理士