税理士をやらせていただいていると、いろいろな書類作成の機会をいただけます。
仕事の効率を考えると、ひな形や前例に沿って作成することが多いのですが、たまにその本質を考えたくなる時があります。
時間制約を考えるとやめたほうがいいのですが、人間の三大欲求の一つ、「知識欲」がうずきます。
この書類は何のために作るのだろう、この記載は何のために求められているのだろう。
そもそもこの書類のもととなる法律は何の目的で制定されたのだろう。
さて、これを経営に照らして考えてみます。社長様、なぜこの仕事をしているのですか。
これは数字では見えてこない部分です。
打合わせの折々に社長様のお気持ちを聞いて、現状とのすり合わせを協議し、来季にすべきことをお話しさせていただいています。
しかしながら、「何のために」を考えても答えがはっきりしないことの方が多いです。
「何のために」その仕事をやっているのですか。
「その答えを知るために」というのが答えなのかもしれません。

さてさて、何のために軽減税率を導入するのでしょうか。

プロフィール

鈴木 大滋SUZUKI Daiji

• 税理士