あるセミナーで税理士会竜ケ崎支部の原田伸宏がご講義の中で使われた言葉です。

何を意味するかというと「売った＝売上高」、「買った＝売上原価」、「儲かった＝売上総利益」、「使った＝販売管理費」、「残った＝経常利益・当期利益」を表します。原田先生は、お客様に決算書内容をこのわかり易い（身近な）言葉で使い説明し、社長に前年度との増減の原因を考えていただき来年度の事業計画に活かしてもらっているとのことです。つまり、「気づき」の機会の提供だということです。

税理士事務所は月次試算表や決算書を作成しておりますので財務データは我々の手中にあります、数字をまとめ決算書等の納品だけの「もの売り」ではなく、社長さんの気付きの提供など税理士しかできないこと「こと売り」に軸足を置き仕事をせねばと感じたところです。そして社長さんに「よくやった！」（もちろん上から目線の言葉は使いませんが）と声掛けできるように。

プロフィール

塩尻 晃SHIOJIRI Akira

• 税理士
• 税理士法人経営ブレイン 所長