ふるさとに住みたいと思うには
次男の中学校の授業参観に参加してきました。総合学習の授業で、ふるさとの活性化についての内容でした。その中で、「あなたは10年後、20年後、30年後にどこにいますか」という質問があり、子供たちの答えが3つに別れました。
①ふるさとにいる。
②一度はふるさとから出ていくがまた戻ってくる。
③ふるさとから出ていく(戻らない)。
①を選んだ子は若干名。②と③を選んだ子がその他半々くらいでした。ちなみにわが子は②を選びました。驚いたことに、60人程のこの学年のほとんどが一度は出ていこうと考えています。「ここでは自分の夢が叶えられないから」という意見もありました。
私も若い頃はふるさとから出ていこうと考えていました(でも結局戻ってきましたが)。ですので、子供たちが広い世界を求める気持ちはとても理解できます。
ではどうしたら、どんなふるさとにしたらみんなが戻ってこようと考えるでしょうか。ここでも様々な意見が出ました。「流行りの店をつくる」、「企業誘致」「みんなが集える場をつくる」等。「こんな町に住みたい」「ふるさとがこんなだったら戻ってくる」。これからの将来を担う子供たちの率直な意見を聞くことができました。
子供たちの夢や希望が叶う、ふるさとの環境づくりの大切さを改めて考えました。子供たちの柔軟で自由な意見、素直に聞いてみるのもよいものです。
プロフィール
大﨑 華子OOSAKI Hanako
- 社会保険労務士
- 精神保健福祉士
- 医療労務コンサルタント
- 社会福祉士
- EAPコンサルタント
- HANAメンタルマネジメント 代表