唐突ですが、皆さんにとってアメリカの病院といえばどんなイメージでしょうか？私の場合、「多くの人が秒単位でせかせかと動き回っている所」「下手にかかると、とんでもない金額がかかる所」といったものでした。

以前、アメリカ旅行の際、四輪バギーで荒れ地を走り回るアクティビティにチャレンジした時、不注意で転倒してしまい、運悪く鎖骨を骨折したことがあります。旅行前に5,000円位で旅行保険に入っていたので、保険会社の人に教えてもらった現地の救急病院に向かったのですが、冒頭のイメージがあった為、言葉は通じるのだろうか、突慳貪な対応をされるのではないだろうかと、すごく不安を感じていました。

ところが着いてみると、いろいろな職種の人達が親切に対応してくれ、また、丁寧に時間をかけて説明してくれました。専門用語は全くわからないので翻訳アプリのお世話になったのですが、アプリの操作を誤っても全く嫌がらずに何度でも説明してくれ、不安な状況の中安心して治療を受けることができました。

私達も「経営の総合病院」でありたいと思い活動していますが、本質は全く同じなんだと痛感しました。私達のお客様には様々な不安を感じている方も多いのですが、お客様の不安にどう向き合うか改めて考える良いきっかけとなりました。ちなみにかかった医療費についてははっきりとはわかりません。ですが、海外旅行に行かれる方には、旅行保険に入ることを強くおすすめいたします。

プロフィール

大谷 実OOTANI Makoto

• 特定社会保険労務士