アンコンシャス・バイアス
アンコンシャス・バイアスとは、誰もがもっている「無意識の偏見」のことです。
例えば、「若者は我慢がない」「高齢者は頑固だ」「B型はマイペースだ」など、特定の集団や属性に対して、十分な根拠なしにもつ偏った判断や意見がバイアス(偏見)です。
最近は、日本でも働き方や価値観の多様化が進んでおり、アンコンシャス・バイアスと向き合う必要性が高まっています。
アンコンシャス・バイアスの弊害としては、
- 人間関係の悪化によるモチベーションの低下(ハラスメントの要因)
- 多様性推進の阻害
- 不公正な人事考課
また、男女の役割について固定的な観念をもつジェンダー・バイアスも女性活躍の障害になります。
男の子は黒いランドセル、女の子は赤いランドセル等、家族や学校、地域社会等の価値観や経験が刷り込まれてジェンダー・バイアスになります。
アンコンシャス・バイアスによる弊害を生まないためには、
- アンコンシャス・バイアスについて理解すること
- 自分自身のアンコンシャス・バイアスを自覚すること
- 価値観の違いを受容するなどの対処をする(対話する等)
アンコンシャス・バイアスを理解して、働きやすい職場、住みやすい地域社会をつくりませんか?
プロフィール
若月 一浩WAKATSUKI Kazuhiro
- 株式会社エムエスオフィス 専務取締役