コロナ禍でのメンタルヘルス
新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちは様々な生活様式の変化を求められることになりました。
マスク着用は必須。三密を避け、食事中の会話もできるだけ控えめにすることが求められています。私の2人の息子は野球部に所属しています。このコロナ禍でも徐々に試合もできるようになりましたが、とにかく様々な制約があります。
仕方がないことですが、特に公式戦では、観客も保護者のみに限られ、数日前から検温はもちろん、行動履歴も記録しておかなければなりません。
試合中もなるべく声を出さずに応援。試合終了後は速やかに解散です。
人は自分の周囲の状況が変化すると、ストレスを感じます。仕事においてもテレワークが推奨され、会議もオンラインで行われるなどこれまでの常識が一変しています。
ウィズコロナの状況下でメンタルヘルスに影響を与える、新たなストレスへの対処法を考えていかなければなりません。
さらにはアフターコロナまでを見据え、新しい日常においてどのような働き方が組織を活性化させ、従業員のモチベーションや健康度を高めるのか、それによる業務効率はどれだけなのかを検証し、模索していくことが重要となります。
急速に変化するこの社会。これからの職場におけるメンタルヘルスは、「経営」という視点で、「ストレス対処が上手くできる人材を育てる」「ストレスを前向きな推進力として活用できる組織を作る」ことを目的に推進していくのが重要といえるのではないでしょうか。
プロフィール
大崎 華子OOSAKI Hanako
- 社会保険労務士
- 精神保健福祉士
- 医療労務コンサルタント
- 社会福祉士
- EAPコンサルタント
- HANAメンタルマネジメント 代表