チャンス到来
最近、経営者の方とお話をすると、新規事業や新製品の開発など前向きな話題が増えてきたように思います。
これらはコロナ禍を経験し今までの事業の延長線上のままではいけないという危機感からの行動だと感じます。
また昨年大きな話題となった事業再構築補助金がきっかけとなり、実際には申請しなくても事業の再構築を試行錯誤された方が多かったからではないかと思います。
周りに目を向けると、他社でも同じように新たな事業を模索しており、自社だけで実現が難しい場合は連携先を求めているので、M&Aや、業務提携、新会社の共同設立、コラボ製品の開発なども増えてきているように思います。
そして外に対してだけでなく、会社内部でもDXへの取り組みや働き方改革など多くの変革に取り組む会社が増えています。
その結果、仕事の仕方自体が変わりつつあるようです。伸びている会社ほど、危機感が高く、さらに変わろうとチャレンジし続けています
つまり企業は今、生まれ変わるチャンスを迎えていると前向きに捉えた方が良いのではないかと思います。
新型感染症や多発する自然災害などに対する社会変化で、ここ数年で数十年分の意識変化が生まれたと言われることがあります。
そう考えると、いきなりタイムマシーンで「ひとまわり12年後の未来に来てしまった」と自分自身に言い聞かせるといいかもしれません。
そのように自覚できると、ビジネスに関する情報や物事の判断の仕方も変わってくると思うのです。
さあ、チャンス到来です。
タイムマシーンで訪れた未来で新たな経験をしましょう。
プロフィール
藤井 英雄FUJII Hideo
- パートナーズプロジェクト税理士法人 代表社員
- 税理士
- 行政書士
- ファイナンシャルプランナー