パーパスブランディング
「パーパス」というワードが注目を集めている。自分の会社の存在価値は何か?情報過多の現代、社会や人々の価値観が揺れ動く中、「パーパス=存在意義」が問われている。企業活動が続いているということは、社会にとって必要とされているということ。自分たちは「何のために」「誰のために」存在し、活動をしているのか。改めて考えるときにきている。それらの再構築を「パーパスブランディング」と呼ぶ。ソニーグループは2019年、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というパーパスを発表し、注目を浴びた。このパーパスを掲げたことで、会社と社員のベクトルが「感動を生み出す」というもので一致した。会社全体が共有できるもの、それはミッションやバリュー、経営理念でもよい。私たちネオスのミッションは3年前に30周年を機に作成した「地域ブランドの未来をつくる」だ。地域の資源をブランド化して、成長のためのサポートをし貢献する。社員のベクトルが同じ方向を向いていることを期待したい。
プロフィール
山本 敦YAMAMOTO Atsushi
- 株式会社ネオス 代表取締役