子連れ出勤の薦め
先ごろ、弊社では「MKルーム」なるものを社内に開設しました。MKルームとは、”mama with kids room”の略で、社員が子供の様子を見ながら仕事ができる部屋のことです。そこには、子供向けの絵本やアニメDVD、そしてチョットした玩具などが用意されています。また、安全を確保するために部屋全体を監視できるカメラもセットしました。また、お母さんもその部屋で仕事ができるようパソコンや電話、社内LANも引かれています。
優秀な女子社員が出産のために、退社しなければならないという状況は、非常にもったいないものです。少子高齢化時代に於いては、貴重な女子戦力を有効に生かせる環境づくりが重要です。
『産休~育休~会社復帰 ・・・・働きやすい職場環境の提供』 これが、当社のテーマです。
私たちは『仕事とは、付加価値を生む行動をすること』と指導されてきました。従って、仕事をする場所や時間の要素は入っていません。会社に長くいたからと言って(残業が多い)、付加価値を生み出していない行動であれば仕事をしたことに成らない。半面、子供の面倒を見ながらでも頭の中で、価値を生み出す企画を考えているのであれば、仕事をしていると評価出来ます。
“働き方改革”が盛んに叫ばれている昨今ですが、まずは“働きやすい職場環境”を提供することが、今求められていると実感しています。
プロフィール
笠原 廣KASAHARA Hiroshi
- 株式会社エム・エスオフィス 代表取締役
- JRCA登録 品質マネジメントシステム主任審査員
- CEAR登録 環境マネジメントシステム審査員補